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第43回 子宝カウンセラーの会を開催しました

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第43回 子宝カウンセラーの会を開催しました

2018年3月11日、東京の貸会議室プラザ八重洲北口において第43回子宝カウンセラーの会が開催されました。多くの先生方にご参加いただき誠にありがとうございました。
 
 

 
 

■第1部 萬育堂薬房 橋本実沙樹先生
 「温灸・カッサ講座 生理痛・不妊症・美顔」

 
不妊症でよく使うツボは神闕、関元、気衝の妊娠三穴です。温灸で温めた後、関元と気衝をカッサの陰の面で刺激します。新商品の「邵氏温灸器三個セット」は三カ所同時に温灸ができ、特別仕様の二穴ベルトで気衝の温灸が行いやすいです。温灸は不妊だけでなく背中の張り、腰痛、肩こり、不眠、耳鳴りにも良いです。ぜひご活用ください。
 
美顔には晴明、人中、地倉を使います。カッサによる刺激が強いと赤みやあざの原因になるので、始める前に顔全体にパインクリームを塗り、丁寧に行ってください。
 
 
 

■第2部 ふなおか薬局 薬剤師 京野大介先生 
「【生きる】【育む】【繋がる】」

 
集客は従来のアナログに加えてデジタルに力を入れています。動画やラジオドラマはインターネットで全世界に発信でき、HPやブログに貼り付けて活用します。
 
昨年までは初回のカウンセリングは無料でしたが、今年から有料にしました。情報はタダではありません。購入頂く方にもそうでない方にも同じ情報を話しており、大切なお金と時間を掛けてくださる方に申し訳ないので格差をつけました。
 
カウンセリングでは一人一人に毎回手書きで丁寧に説明し、食養生を重視しています。お客様にはノートに話を書き留めて、カウンセリングの時に持参して頂きます。
 
みんながハッピーになる当店の起承転結があります。具体的には是非当店で体験いただきたいですが、「この薬局はモノを売るだけではない」と思って頂けること、自分がしてもらってうれしいことを心がけています。
 
 
 

■第3部 医学博士 邵輝先生 
「中医診断学 舌診」

 
不妊相談において舌診は患者さんとのコミュニケーションに活用できます。患者さんと一緒に画面や鏡を見ながら説明するとわかりやすいです。
 
舌苔の色や厚み、乾燥の状態や苔の生え方で体の状態がわかります。例えば白苔と歯痕がある不妊治療中の女性は脾胃の虚なので、健脾作用があるナツメが主原料の阿膠食品を使いました。また、?血と冷えがあるので温めて?血を取るシベリア産松瘤エキスとタンポポT-1エキスを併用したところ、二カ月後に卵胞が三個確認でき、六月に自然妊娠されました。
 
不妊治療の患者さんには補血や補気をしますが、炎症が卵子の成長や着床を妨げるので、炎症を取ることが重要です。ある患者さんの舌苔は黄色の膩苔で炎症がありましたので、利水のタンポポT-1エキスに猪苓湯合四物湯を加え炎症を抑えました。血栓を予防し抗炎症効果のあるシベリア産松瘤エキスも使用し、移植に成功されました。
 
ご主人の舌に紫と白みがあり、苔が多く少し乾燥しています。疲労で夫婦関係が少なく、精子の運動率は悪いです。このような方にはシベリア産松瘤エキスが良いです。ご主人に麻黄附子細辛湯とシベリア産松瘤エキスを処方したら改善し、男の子が生まれました。
 
ある不妊治療をされている方の白苔は少し乾燥し、先が赤く、両方に筋があります。苔が乾燥して溜まるのは肝鬱気滞です。卵巣の機能も悪くFSHとLHが高く医師からは妊娠は無理だと言われていました。タンポポT-1エキスとシベリア産松瘤エキス、阿膠食品を飲み始めて半年後、卵子が一個取れ、移植して妊娠陽性となりました。LHが高い患者さんには阿膠食品を勧めます。
 
 
 

■第4部 ファティリティクリニック東京 医学博士 小田原靖先生
 「高齢女性のART PGT-A時代を迎えるARTの治療戦略」 

 
年齢が上がると妊娠しにくい一番の理由は、加齢に伴う受精卵の染色体の異常の増加です。米国ではPGSやPGT-Aと言って受精卵の一部を取って染色体数の異常を見ます。受精卵の情報を得ることができれば、妊娠に至らない、あるいは流産に至る可能性の高い胚が判別できるので渾身の一胚移植ができます。将来的に高齢で卵の数がある程度取れる方に関してはこの方法が一般的になるとみて、各施設はPGT-A実施に向けた準備を進めています。遺伝カウンセリングを担う医師やカウンセラーを養成する体制もできつつあります。
 
PGT-A を考慮した場合、ある程度多くの受精卵が必要ですが、薬を使うことで卵質を低下させない、次週期の移植等の治療に悪影響を残さない、OHSSを起こさないことが大切です。
 
採卵は、今は高温相、月経周期の排卵後でもできます。これをランダムスタートと言います。ピルを使うとFSHやE2が下がって反応が悪くなることがあるので、最近は月経調整ではなくできるところから採っていくという考え方です。
 
PGT-Aでも百パーセント妊娠するわけではありません。ある程度子宮内膜が厚いのに着床がうまくいかない要因として子宮内膜の炎症、または着床の時期のずれが考えられます。ARTの領域では子宮内細菌叢と着床の関係が注目されています。子宮内の細菌叢をある程度安定させることは着床の改善に良いと思います。
 
いろいろな治療法がありますが、率直に言えば体外受精と受精卵凍結、顕微授精は確かに効果がありましたが、何年か経てば否定されているものが多いです。私たちはそれぞれの治療が本当に必要か、リスクとベネフィットを考える必要があります。
 
 
 
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次回、第44回子宝カウンセラーの会は以下の開催予定となっています。ご参加のお申し込み、お問い合わせは子宝カウンセラーの会までお気軽にお問い合わせください。皆様のご参加をお待ちしています。

■第44回子宝カウンセラーの会のお知らせ

日時: 2018年6月10日 
    10時~15時30分(開場9時30分~)

場所: 東洋医療専門学校 大教室(新大阪)

プログラム(予定):
第1部 医学博士 邵輝先生
第2部 ウィメンズクリニック本町 院長 藤野祐司先生 
第3部 漢方薬局 柚花香房 薬剤師 井上貴文先生
第4部 温灸・カッサ講座

開催御案内詳細ページはこちら
第44回子宝カウンセラーの会ご案内


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