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妊娠する為の三つのポイント

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妊娠する為の三つのポイント

妊娠する為には大きく分けて三つのポイントがあります。

 

 

一つ目のポイントは、「身体を温める」という事です。

手で足首を持ってみてください。必ず手の方が足よりも温かいはずです。手は、上半身の平均的な温かさを示しています。足は、下半身の代表的な温かさを示しています。足の方が手よりも冷たいという事は、内臓が冷えているという事を示します。足がヒンヤリしているのに同じ下半身にある胃や腸などがポカポカしているなんて考えられません。子宝を望まれる方に限らず、内分泌系にトラブルがある方、例えばアレルギーやアトピーでお悩みの方は100%と言い切れる程、足だけでなくお腹も冷えています。各種ホルモンは、視床下部及び脳下垂体より分泌されていますが「信号」が出ているだけです。脳内からの信号により分泌されたホルモンは、実にその九割が腸内に貯蔵されています。「お腹が冷える」事は「お腹を壊す」という非常に分かりやすい図式だけの悪影響に止まらず、内分泌系にトラブルを起こします。ですので、子宝を望む方々には、絶対に身体特に下半身を冷やして欲しくないのです。これからドンドン気温が高くなります。屋外が暑いので、室内では冷房が掛かる事でしょう。ですが子宝を望む方々には身体に冷気があたって「寒いな」と思った瞬間に、ご自分の卵巣内の卵子が「一つ死んでしまうイメージ」を是非持って頂きたいのです。そうすると靴下を履くべきかどうか。その長さはどうすべきなのか。エアコンが掛かった室内で寝る時に腹巻きをしなくて良いのか。喫茶店や映画館等、冷房が良く掛かっているとあらかじめ予測できる所に出掛ける際の服装をどうしたら良いのか容易に考えられるはずです。

 

 

二つ目のポイントは、「食べ物に気を付ける」という事です。

「今食べた物で赤ちゃんが作られる」という意識を未来のママ達には、特に強く持って頂きたいです。朝食はパンでなくて絶対にご飯です。パン食は確かに手軽かも知れませんが、ごはん食に比べて食物繊維が五分の一に減ってしまう反面、脂質が二倍になります。「手軽さ」を手に入れた反面無くした物がないのか良く考えてみてください。生クリーム、コーヒーフレッシュ、サラダ油、マーガリン、特にチョコレートは、体内で分解されにくい油で構成されています。それを毎日毎食身体に入れる事が子宝を望む方々にどのような影響があるのかよく考えるべきです。ベスト体重よりも太った人をよく見かけます。肥満はただ単に体重が重くなったで済む話ではないです。身体の各所についた脂肪に栄養や酸素が子宮や卵巣と同じように供給されている事実に向き合うべきです。痩せていた時に比べ2倍も3倍も食べていますか。せいぜい2、3割増しくらいしか食べる量は増えていないはずです。では、2、3kg太った分の栄養や酸素はどこから来たのでしょう。卵巣や子宮に本来供給されている分を脂肪とシェアしていると考えたことはないですか。あなたの命と換えても良いと思える位に愛しいあなたの赤ちゃんの手がコンビニ弁当でできていて、足がカップ麺でできているなんて考えると寂しいですね。待ち望んだ赤ちゃんに胸を張って「ママです」と呼び掛けられるような食生活をしましょう。

 

 

三つ目のポイントは、「自分を信じる」という事です。

不妊は今や女性だけの問題ではなく男性にも半分の原因があります。でも「ご夫婦のどっちに原因がある」なんて寂しい事を考えるのは、やめませんか。「お二人の」赤ちゃんなのです。どっちも同じ割合で頑張るのではなく、お互いに助け合ったら良いのです。ママはママとして頑張り、パパはパパとして頑張りましょう。どっちがたくさん頑張れるかと競っても仕方がない事です。ママが赤ちゃんを授かる事でたくさん頑張れそうならば、パパは他の分野、例えば家事を頑張る、例えばたくさんお給料を稼いでくるでも良いのです。ご夫婦が形こそ違っても同じ目標を持ち、同じ時間を過ごした事こそが最も大事な事なのです。ご夫婦で近い将来に授かる赤ちゃんの名前を決めておいてください。名前だけではなくて、「将来こんな人になって欲しい」という親としての願いも色々話し合ってみてください。具体的であればあるほど、妊娠に近付けます。きっとそれを話し合っている時は、ご夫婦共にとっても素敵な笑顔になっているはずです。願わなければ夢はかなわないですし、求めなければ何も得られないでしょう。自分の身体を信じて、自分のパートナーを信じて、自分の未来を信じる事は赤ちゃんを授かる事にとって、とっても大事な事です。

 

昨日より今日、何か一歩進めていたら百点満点です。今日より明日もう一歩頑張ろうと思えたら、それだけで百点満点です。でも何も頑張れなくても良いのです。一歩下がってしまっても良いのです。時には涙が重すぎてうつむいてしまったり、未来がこわくて前を向けない時もありますが、それで良いのです。一歩進めるタイミングは必ず巡ってきますから。でも赤ちゃんにやっと巡り会えた時の笑顔の準備は忘れないでくださいね。あなたは、必ずママになるのですから。

 

 

一般社団法人「子宝カウンセラーの会」

事務局長兼理事 柳田 浩二

yanagida@k-nfnm.tv

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