6月になり、毎年梅雨の季節がやってきます。雨がよく降りますので、洗濯物は乾きにくく、湿度が上がりジメジメした天気が続きます。気分的にも嫌な時期ですね。
梅雨時期に体調を崩される方が多いようです。女性の7割が6月にもっとも体調を崩しやすいと言われています。
梅雨時期には、憂鬱感・倦怠感・頭痛・肩こり・浮腫み・アレルギー症状・下痢・膀胱炎・血圧低下などの症状が出やすい時期です。また、古傷が再発しやすい時期でもあります。
妊活においても憂鬱感などで自律神経が乱れて着床しにくい、流産しやすいことが挙げられます。また湿気が多いため、水毒が溜まりホルモンバランスが乱れやすくなります。卵子の成長にも関わってきます。
「水毒」について
東洋医学の考え方では、身体のバランスを整えるために「気」「血」「水」というものがあります。その中で「水」の部分は、ホルモンやリンパ液、唾液、汗、尿など身体の体液の総称です。
その体液の余分な水分のことを「水毒」と言います。水毒が溜まると、関節に水が溜まる、浮腫み、腎疾患になりやすい、アレルギー症状が出やすいなどの諸症状が起こります。
梅雨時期の過ごし方
この時期に体調不良にならないために心がけておくことがいくつかあります。
・規則正しい生活習慣
・身体を冷やさない
・代謝を上げる
気温は高くなる時期ですが、気圧が低く湿度があるため、身体の中は冷えやすくなります。
身体を温めるため、温灸も良いでしょう。湿が溜まりやすいので、お臍の上(神闕:しんけつ)や足の三陰交(さんいんこう)などに温灸を当てて温めましょう。
子宝カウンセラーの会では、妊娠しやすい身体つくりのためのアドバイスを常に行っています。また妊娠中の養生も妊活の方には重要なことなので、欠かさず行うようにしています。
詳しいご相談は是非、お近くの子宝カウンセラーの会、会員店に行ってみて下さい!