妊娠できない理由にはさまざまな要因が考えられ、必ずしも女性の卵子に原因があるわけではありません。しかしながら、男性の精子に問題がなく、きちんと排卵しており、タイミングもとっているのに妊娠しない場合、卵子の質が低下していることを疑ったほうが良いかもしれません。
妊娠の条件というのがあります。
・良い卵子ができること
・良い精子ができること
・子宮内膜がふかふかで血液循環が良好であること
上記の条件が満たされれば妊娠するために必要な最低条件が揃います。その中でもひとつ目の「良い卵子ができない」のでお悩みの方が多いように感じます。
質の良い卵子は、成熟したあとに排卵されます。そして受精卵となったあとも無事に着床し、妊娠状態を継続できることが多いです。逆に卵子の質が悪いと、受精卵になれなかったり、着床できなかったり、着床したとしても成長が止まって流産してしまったりと、無事に出産に至らない要因のひとつとなります。
卵子の質を左右する一番の指針は、その人の年齢です。女性は誕生したときに既に一生分の卵子(約700万個)を持っているため、卵子は女性の年齢の分だけ老化してしまい、それが質の低下につながります。
しかし、年齢だけが卵子の質を左右するわけではありません。確かに若いころに比べれば質は低下していきますが、卵子にとって良い環境作り、つまり、妊娠しやすい身体作りによって、卵子の質を高めることは可能です。
卵子の質を高めるためのセルフケアは色々あります。ここでは卵子の質を悪くしてしまう「冷え」対策についてご紹介します。
・運動不足の解消
・お腹・腰周り・首・足首は冷やさない
・ストレス解消につとめリラックスすること
・温灸などの方法で冷えを解消する
上記の内容は冷え対策であり、卵子の質を高めるためのセルフケアです。もちろんこれを行えば妊娠するというような確実な方法はありません。しかし卵子の質を高めて妊娠力をアップすることは妊娠への近道であることは言えると思います。
一般社団法人 子宝カウンセラーの会では、妊娠しやすい身体つくりのためのアドバイスを常に行っています。また妊娠中の養生も妊活の方には重要なことなので、欠かさず行うようにしています。
詳しいご相談は是非、お近くの子宝カウンセラーの会、会員店に行ってみて下さい!