ハチドリのひとしずく
皆さんは、ハチドリという世界最小の鳥をご存知でしょうか。
体重2g~20gでハチドリの中で最も小さい種類は、手の平よりも小さく名前の通り花の蜜を吸って生きています。
古代南米アンデスで生まれたハチドリに関するお話があります。
ある時、アンデスの森が火事になりました。
そこに暮らす全てのいきもの達が逃げ出す中、ハチドリだけはその小さな口に水を溜めては火元に掛ける事を繰り返し、日頃お世話になっている母なる森に着いた火を消そうと懸命だったそうです。
逃げ出す生きのも達は、
「お前は、いったい何をしているのだ」とハチドリに話し掛けたそうです。
ハチドリは、こう答えたそうです。
「わたしは、わたしにできる事に全力を尽くす」と。
他人から見ると取るに足らないひょっとしたら気付かれない小さな努力かも知れませんが、ハチドリは自分にできる事に懸命に取り組んだそうです。
このお話しは、ひょっとしたら私たちにも当てはまる事ではないでしょうか。
子宝を授かろうとする努力、困っている方々を助けようとする想い、ママになりたいという切なる願い、
「世の中にムダはない」と思います。
ハチドリが一回で運ぶ水は、非常に少ない量だと思います。
しかしながら確実に運んだ水は、結果として残ります。
食事や生活習慣の改善が明日すぐに妊娠に繋がるわけではありませんが、将来の妊娠に繋がる事は間違いありません。
母子共にいつまでも元気でいられるように、まず今日の食事から見直してみましょう。
一般社団法人「子宝カウンセラーの会」事務局長兼理事 柳田浩二
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